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だるろぐ

明日できることは、今日しない。

『貨幣の誕生―皇朝銭の博物誌』

貨幣の誕生―皇朝銭の博物誌 (朝日選書)作者: 三上隆三出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1998/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 奈良期から平安中期にかけて鋳造・発行された15種に及ぶ皇朝銭を、世界を視野に置きつつ…

『ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」』

ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」 (中公新書)作者: 伊藤章治出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 59回この商品を含むブログ (36件) を見る大層評判がいいので買ってみたけど、個人的にはそれほ…

誕生日がわかっている歴史上人物のなかで一番古いのはだれか?

ちょっと調べてみた。ソースは Wikipedia の日付ページ。1月1日から順に「誕生日」欄の一番上を拾っていった。最初は「Excel」でやっていたのだけど、1月16日までやったところで「これは人類がやるべき作業ではない」と気づいたので、ASP.NET Web Pages + H…

『占いと中国古代の社会』

占いと中国古代の社会―発掘された古文献が語る (東方選書)作者: 工藤元男出版社/メーカー: 東方書店発売日: 2011/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る買っておいてなんだけど、自分にはまだ早かったらしく、よくわからなかった。そんなわけ…

『ギリシア文明―神話から都市国家へ』

ギリシア文明―神話から都市国家へ (「知の再発見」双書)作者: ピエールレベック,Pierre Leveque,田辺希久子出版社/メーカー: 創元社発売日: 1993/04/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見るヘロドトスの『歴史』を読む…

『中国の神話』

中国の神話 (中公文庫BIBLIO)作者: 白川静出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2003/01/25メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (20件) を見るもっと早く読んでればよかったなぁ、と思った。春秋戦国時代あたりまでの歴史に触れるときは、神…

『[新訳]フロンティヌス戦術書』(と英雄カレス!!)

[新訳]フロンティヌス戦術書 古代西洋の兵学を集成したローマ人の覇道作者: フロンティヌス出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2014/03/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 本書は、帝政ローマ時代に生きたセクストゥス・ユリウス・フロンテ…

『海賊たちの中世』

海賊たちの中世 (歴史文化ライブラリー)作者: 金谷匡人出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 1998/11メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る 海賊とは何か。漁民として生活し、海の交易を担った人びとが、同時に「海賊」と呼ばれる存在でもあっ…

『オリエント世界はなぜ崩壊したか―異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智』

オリエント世界はなぜ崩壊したか―異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智―(新潮選書)作者: 宮田律出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/12/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る メソポタミア文明から現代まで。〈中東=オリエント…

『海の武士団 水軍と海賊のあいだ』

海の武士団 水軍と海賊のあいだ (講談社選書メチエ)作者: 黒嶋敏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/10/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る前回、海賊関連の本を読むなら『戦国最強の水軍 村上一族のすべて』が便利だよねーって紹介した気が…

『戦国最強の水軍 村上一族のすべて』

戦国最強の水軍 村上一族のすべて (新人物文庫)作者: 『歴史読本』編集部出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版発売日: 2014/03/27メディア: 文庫この商品を含むブログを見る文庫サイズだけど、カラー写真がふんだんに使ってあって充実した感じ。記述もコンパ…

『六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」』

六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」 (中公新書)作者: 遠藤慶太出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2016/02/24メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る高校では世界史を選択したせいで、日本史をたいして知らないのを齢36を数えていまさら情…

『戦国大名の兵粮事情』

戦国大名の兵粮事情 (歴史文化ライブラリー)作者: 久保健一郎出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2015/11/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る買ってはみたものの、たいして興味はなかったらしい(著者のなかのひとには申し訳ない)。サラ…

『伊予小松藩会所日記』

読書の秋だけど、あんまり固い本を読む気になれない今日この頃。最近は新書っぽいものを読み散らかしている。伊予小松藩会所日記 (集英社新書)作者: 増川宏一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/07メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件)…

『暗号 情報セキュリティの技術と歴史』

暗号 情報セキュリティの技術と歴史 (講談社学術文庫)作者: 辻井重男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/11/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る「ポスト量子化暗号」について知りたかったのだけど、まずそれ以前の暗号化に対する知識が割とあ…

『人口から読む日本の歴史』『英仏百年戦争』『傭兵の二千年史』『戦国の陣形』

ここ数カ月ブログを書くのをサボってたので、溜まってしまった。めんどくさいので、歴史に関係するやつはまとめてしまう(それ以外はまた今度)。内容も覚えている限りで適当に。全部 Kindle で買っちゃったんだけど、ペラペラめくれないから読み返すのが微…

『英仏百年戦争』

英仏百年戦争 (集英社新書)作者: 佐藤賢一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/09/04メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 百年戦争(ひゃくねんせんそう、英語: Hundred Years' War、フランス語: Guerre de Cent Ans)は、フランス王国の王位継承…

散策:藤堂高吉と名張城(?)。そして名松線

先日、名張までお墓参りに行ってきました。そのついでに、名張藤堂家邸跡を訪ねてみました。史跡としてはたいして大きくないし、有名でもないのですが、ここにも歴史がいっぱい詰まっていました。 朝から伊賀牛すじカレー 朝食はホテルの“伊賀牛すじカレー”…

『メソポタミアとインダスのあいだ: 知られざる海洋の古代文明』

メソポタミアとインダスのあいだ: 知られざる海洋の古代文明 (筑摩選書)作者: 後藤健出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/12/14メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る灌漑農業により余剰人口を養えるほどの農作物が得られるようになったので…

独断と偏見による簡単な伊賀の国の歴史

伊賀の国は大和・山城・近江・伊勢に隣接する地域で、割と古くからそこそこ栄えていたらしい。ヤマト朝廷は尾張をはじめとする東国とも縁戚関係をもっていたが、おそらくこの地を往来したことだろう。名張と伊賀神戸の間にある美旗の地には古墳群があり(美…

『物語 チェコの歴史 森と高原と古城の国』

『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』というマンガをこの前読んだのですが、そう言えば「チェコの歴史ってあんまり知らんなぁ」と思い、手に取ってみました(電子書籍だから触れないんですけどね!)。ちなみに、この本を読むまでの僕のチェコのイメージは…

『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』

1420年、ボヘミア王国。戦争により家族を虐殺された12歳の少女シャールカは、フス派義勇軍の英雄ヤン・ジシュカに導かれ、仲間たちと共に反カトリックの戦いに身を投じていく。15世紀、中央ヨーロッパで起こり「宗教改革」の端緒となった「フス戦争」をモチ…

徳田本電子版『全訳資治通鑑 1戦国時代』

徳田本電子版 全訳資治通鑑 1 戦国時代出版社/メーカー: アーティスタ社発売日: 2015/06/19メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る1巻は半分ぐらいが目次ということで、ほぼ半額の491円。まぁ、お試しということもあり、とりあえず買ってみた。『資…

『瀬戸内の海賊: 村上武吉の戦い【増補改訂版】』

瀬戸内の海賊: 村上武吉の戦い【増補改訂版】 (新潮選書)作者: 山内譲出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/10/23メディア: 単行本この商品を含むブログを見る『村上海賊の娘 上巻』の元ネタになったとかなっていないとかいう本(『村上海賊の娘』はまだ読ん…

最近買ってる歴史っぽいマンガ

『ホークウッド』 (コミックフラッパー)" title="ホークウッド (コミックフラッパー)">ホークウッド (コミックフラッパー)作者: トミイ大塚出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー発売日: 2013/07/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見…

和風おっぱいアーマー? の伝説を求めて。『鶴姫伝説』を観に行ったった。

お前ら、ちょっとこれを見てくれ。この前、大山祇神社で買った『大三島の胴丸』という本の一ページなんだが……右は重要文化財の「藍韋威肩腰白胴丸・大袖付」。南北朝期の逸品で、かの岡倉天心が修理したそうや。左は、これも重要文化財の「紺糸裾素懸威胴丸…

『魏晋南北朝』

魏晋南北朝 (講談社学術文庫)作者: 川勝義雄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/05/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (10件) を見る最近は“つまみ読み”が多くて、ここ二か月読了がなかったらしい。あかんあかん……。本書は『…

湯築城(道後公園)に行ったきたった。

引っ越してもうすぐ2年になるのに、まだ行ったことがなかったので、ぶらりといってきました。 越智氏・河野氏 伊予国守護・河野氏が築いた城です。松山と言えば伊予松山城が有名ですが、中世ではここが伊予の政治・経済の中心地でした(たぶん)。そもそも、…

『「城取り」の軍事学―築城者の視点から考える戦国の城』

「城取り」の軍事学―築城者の視点から考える戦国の城作者: 西股総生出版社/メーカー: 学研パブリッシング発売日: 2013/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る『戦国の軍隊―現代軍事学から見た戦国大名の軍勢』 - だるろぐ の続編。著者は城郭…

ジャガイモで始まる世界史

農林水産省は19日、ジャガイモやトマトなどの農作物を枯らす病害虫「ジャガイモシロシストセンチュウ」を北海道網走市内の数カ所の農場で確認したと発表した。農作物に大きな被害を与える恐れのある「重要病害虫」に指定されており、国内での確認は初めて。 …

『戦国の軍隊―現代軍事学から見た戦国大名の軍勢』

戦国の軍隊―現代軍事学から見た戦国大名の軍勢作者: 西股総生出版社/メーカー: 学研パブリッシング発売日: 2012/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (7件) を見る 第1章 戦いの現場から――天正十八年の山中城攻防戦 箱根路の戦…

『ホークウッド』

(コミックフラッパー)" title="ホークウッド (コミックフラッパー)">ホークウッド (コミックフラッパー)作者: トミイ大塚出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー発売日: 2013/07/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る実在した傭兵隊長…

『魚で始まる世界史: ニシンとタラとヨーロッパ』

魚で始まる世界史: ニシンとタラとヨーロッパ (平凡社新書)作者: 越智敏之出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2014/06/13メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る著名な文学作品を引きながら*1、お魚――とくにニシンとタラ――が世界史にどんな影響を与え…

『兵器と戦術の日本史』

兵器と戦術の日本史 (中公文庫)作者: 金子常規出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/03/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る『兵器と戦術の世界史』 - だるろぐ の続編。前作と違い、ケースが日本史に絞られている。対外戦争と異なり、…

古代の"幻の城”屋嶋城(やしまのき)を見てきた。

高松市の屋島で復元工事が進んでいた古代山城「屋嶋城」の城壁が完成し、15日に報道陣に公開された。7世紀後半に築城された記録が残るが、遺構が確認できず「幻の城」とも呼ばれていた。市の担当者は「古代東アジアの歴史を体感できる重要な施設。歴史ロ…

プルタルコス『英雄伝4』

英雄伝4 (西洋古典叢書)作者: プルタルコス,Plutarchus,城江良和出版社/メーカー: 京都大学学術出版会発売日: 2015/05/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る キモンとルクルス どっちもお金持ち。とくにルクルスは超のつく美食家として有名…

『ヒストリエ 9』 おれのアッタロスさんがぐんぐんカッコよくなる件について

ヒストリエ(9) (アフタヌーンKC)作者: 岩明均出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/05/22メディア: コミックこの商品を含むブログ (16件) を見る アッタロス(ギリシャ語 Άτταλος、英語 Attalus、紀元前390年 - 紀元前336年)は、古代マケドニア王ピリッポス…

ごくごく簡単な砲の歴史

別に専門家でも何でもないので、割とアバウトな感じです。ゴメンナサイ。 火砲の誕生 大砲(たいほう)は、火薬の燃焼力を用いて大型の弾丸を高速で発射し、弾丸の運動量または弾丸自体の化学的な爆発によって敵および構造物を破壊・殺傷する兵器(武器)の…

現存12天守のひとつなのに、松山城が国宝じゃないのってなんでなんだろう

文化審議会(宮田亮平会長)は15日、江戸時代初めに築かれた松江城天守(松江市)を国宝に、現在は東京都庭園美術館として利用されている旧朝香宮邸(東京都港区)など9件の建造物を新たに重要文化財に指定するよう、下村博文文部科学相に答申した。山梨…

古代ギリシア

ボイオティアとかエウボイアとか言われてもさっぱりで、本を読み進めるのが苦痛になってきたので、地図を作ってみた。ギリシアは、大きく分けて4つの部分に分かたれる。 ギリシア本土:“ギリシアの背骨”ピンダロス山脈が東西に分かつ ギリシア西部:イオニア…

『アゲシラオス』

クセノポン小品集 (西洋古典叢書)作者: クセノポン,松本仁助出版社/メーカー: 京都大学学術出版会発売日: 2000/06メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る『クセノポン小品集』より。アゲシラオスについては Wikipedia(アゲシラオ…

『ヒエロン――または僭主的な人』

クセノポン小品集 (西洋古典叢書)作者: クセノポン,松本仁助出版社/メーカー: 京都大学学術出版会発売日: 2000/06メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る『クセノポン小品集 (西洋古典叢書)』の一遍。この本に収録されている『ラ…

『ナポレオン ―獅子の時代』

ナポレオン 1―獅子の時代 (ヤングキングコミックス)作者: 長谷川哲也出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2003/10/24メディア: コミック購入: 3人 クリック: 73回この商品を含むブログ (37件) を見るマンガを大人買いしたのは久しぶりかも。1巻目だけ試しで…

『ヴァロワ朝 フランス王朝史2』

ヴァロワ朝 フランス王朝史2 (講談社現代新書)作者: 佐藤賢一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/09/18メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る『カペー朝 フランス王朝史1』 - だるろぐ の続き。比較的順調に王位を継承していたカペー家が急転…

『カペー朝 フランス王朝史1』

カペー朝 フランス王朝史1 (講談社現代新書)作者: 佐藤賢一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/06/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る小説フランス革命シリーズを読んでいて、“市民ルイ・カペー”が断頭台の露と消えたところだけど、それはち…

『シュメル神話の世界』『シュメル』

シュメル神話の世界 粘土板に刻まれた最古のロマン (中公新書)作者: 岡田明子,小林登志子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/07/11メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る面白いは面白いのだけど、シュメールのことがあんまりよく分かってな…

『ヴィンランド・サガ(15)』

ヴィンランド・サガ(15) (アフタヌーンKC)作者: 幸村誠出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (15件) を見るなるほど……地図をこういう向きで見たことなかったな……。なんでキエフだのノブゴロドなんかの都市が栄…

大上造ってどんだけ偉いねん

盛り上がっているところ大変申し訳ないのだが、イマイチ何がすごいのかさっぱりわからんので少し調べてみた。 秦朝二十級軍功爵位制 秦代と漢代では爵位制度が異なるようだが、その違いは資料がないためよくわかっていないのだそうな。なので、漢代の爵位を…

春秋の兵制

斉の兵制 斉についてはその兵制が割と詳しく述べられている。 桓公曰:「定民之居若何?」管子對曰:「制國以為二十一鄉。」桓公曰:「善。」管子于是制國以為二十一鄉:工商之鄉六;士鄉十五,公帥五鄉焉,國子帥五鄉焉,高子帥五鄉焉。參國起案,以為三官…

『キングダム』の登場人物ってほとんど架空でしょ?……そうでもなかった件。

まぁ、主人公の李信なんかはやらかしたエピソードが有名だったので実在だっていうのは知っていたけれど、端役の将軍なんかはほとんど架空なんだろうなぁ、と思ってたらそうでも無くてびっくりした。たとえば、李牧の合従軍にきたこいつら。どう考えても架空…